2010年06月22日

スポットディフューザー

今回は自作のライティンググッズを紹介いたします。
まずは実写例をご覧下さい。


rbk20100623-1.jpg


rbk20100623-2.jpg


花が輝いている様に撮れていますね。
この様なライティングで撮影すると実に印象的に仕上がります。
睡蓮はとても好きな花です。
好きすぎて様々なアングルで撮っていますが、もっと美しく撮りたいと思っていました。
最終的にはライティングに行き着くのですが、レフ版だとトップからの光は固いままですし、
ディフューザーだと光が柔らかくなるだけ。

私が欲しい光はトップからの柔らかいスポット光なのです。
 
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【アクセサリーの最新記事】
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2010年01月27日

ストロボ

20100127-AF540FGZ.jpg

ストロボの基礎知識と、AF540FGZを使ったハイスピードシンクロについて書いてみます。

【ガイドナンバー】
 ストロボのパワーをガイドナンバーで表します。
 K20Dは 13(ISO100時) K-mは 11(ISO100時)です。
 K100DSは 15.6(ISO200時)となっていますので、実質 11(ISO100時)ですね。

 ガイドナンバーを絞り値で割ると、ストロボ光の到達距離(調光できる距離)が計算できます。
 11 ÷ F2.8 = 約 4m  (K-mで計算)
 54 ÷ F2.8 = 約 19m  (AF540FGZで計算)

 逆に、おおよその距離が分かっていれば絞り値が計算できます。
 11 ÷ 2m = F5.6
 54 ÷ 5m = F11

 ISOをあげると、見かけのガイドナンバーが上がります。
 ISO200 → 1.4倍(√2倍)
 ISO400 → 2.0倍
 ISO1600 → 4.0倍

 ですので、AF540FGZ(ガイドナンバー54)で ISO1600、F2.0で撮影すると
 54 × 4 ÷ F2.0 = 108m と計算でき、100m先の被写体まで調光範囲に入ります。

 ※AF540FGZは照射角が画角により6段階にズームしますので、ガイドナンバー54は
  最望遠時のガイドナンバーになります。
  広角端のガイドナンバーは 32です。


【シンクロ速度】
 カメラにはシンクロ速度という、どのシャッター速度までストロボが使えるかの制限があります。
 PENTAX istDが 1/150で、その後の機種は 1/180です。
  ※istD はフィルムカメラのシャッターユニットを流用していますので、大型の為遅くなっています。
   istDS以降はシャッターユニットが APS-Cサイズになりましたので、同調速度が上がっています。

 なぜ制限があるかというと、シャッターは前幕と後幕の2枚で構成されており、
 前幕が走って開ききり、後幕がスタートする前がシャッター全開の状態です。
 この全開状態の時に発光する必要が有るため、ストロボが使えるシャッター速度に制限があるのです。
  ※これから推測すると、幕速は 1/200前後だと思われます。

 それより早いシャッター速度だと前幕が開ききらない前に後幕が走り始め、スリット状に露光する事になります。
 1/4000だと数ミリのスリットが 1/200の速度で上から下へ走っていることになります。
 この状態で発光すると、スリット状に一部しか露光されていない写真になってしまいます。
  ※現在の一眼レフは殆どがフォーカルプレーンシャッターを使用していますので、
   殆どの機種にこのような制限があります。
   レンズシャッターだとスリット状で露光しないため、全速同調できます。

 細かいことをいうと、写真の下部と上部では 1/200(0.005秒)の時間差がある事になります。
  ※レンズから受光素子へ投影される画像は上下反転していますので、写真の下から露光されます。


【ストロボ使用の特性】
 周りが十分暗いと、ストロボ光だけで露光します。
 その際、1秒でも 1/180でも物体は静止して撮影できます。
 ストロボは瞬間光の為、どの様なシャッター速度に設定しても、高速シャッターを切った事と同じです。
 AF540FGZのマニュアルで閃光時間を確認するとフル発行時で 1/1200秒、
 最短発光時で 1/20000秒と書かれています。
 ですので、他に環境光がない状態で撮影すると 1/1200以上のシャッター速度で撮影しているのと
 同じと考えてよいです。
 実際にはある程度の光がある状態で撮影しますので、シャッター速度が低いと
 瞬間光の露光で静止した写真とシャッターが開いている間に環境光で露光され、
 ぶれた写真の2重写真状態になります。


【ハイスピードシンクロ】
 前述のようにシンクロ速度の制限があるため、1/180を超えるとストロボ撮影は出来ないのですが、
 AF540FGZ、AF360FGZという外付けストロボを使用すると、シンクロ速度を超えた撮影が可能になります。
 原理は、スリット状のシャッターが動いている間、一定光量で発光し続けるという事です。
 これはもの凄いパワーが必要ですので、内蔵ストロボでは実現出来ないのです。

 しかし、これにも制限があります。
 それはガイドナンバーが下がるということです。
 ストロボはコンデンサーへ高電圧を蓄えて、一気に放出することで発光させています。
 本来は瞬間光なのを一定時間継続して発光させているため、明るさが幕速分に分散され、
 ガイドナンバーが下がります。

 それでも昼の人物逆光撮影などに威力を発揮します。
 後ろをぼかした撮影をしたくても F2.8 1/1000 とかの値になっていると、内蔵ストロボでは撮影できません。
 内蔵ストロボが使える 1/180までシャッター速度を落とすと、F6.7まで絞られてしまいボケが減少してしまいます。
 この様なときにハイスピードシンクロが威力を発揮するのです。
 AF540FGZのマニュアルによると 1/1000時のガイドナンバーは 14ですから、
 F2.8 1/1000 の時、5mまで調光できることになります。

 お子さんの逆光撮影やポートレート撮影、空を背景にした花の撮影等
 ハイスピードシンクロが活躍する場面は結構あります。
posted by delphian at 19:57| Comment(0) | アクセサリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

夕日の撮影

太陽を入れた撮影で太陽の輪郭を表現したい写真の撮影及び現像テクニックです。
リクエストがありましたので、こちらで記事にします。

まずはこの写真をご覧下さい。
太陽の輪郭が出ており、雲もオレンジに染まっています。
Sunset01.jpg
※クリックすると1024サイズで表示されます
※RAW撮影でのみ有効な方法です。
 JPEGだと無理ですので、今すぐRAW撮影に切り替えましょう。

 
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タグ:テクニック
posted by delphian at 19:50| Comment(29) | SILKYPIX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

倍率色収差補正

DA18-55mm(II型含む)は広角側で倍率色収差が目立ちます。
既にドナドナしたレンズなので良いサンプルはありませんが、
過去の写真から拾い出して解説します。

全景はこんな感じ。
20091104-1.jpg
 
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posted by delphian at 16:59| Comment(0) | SILKYPIX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

SILKYPIXのNR処理

SILKYPIXで行うノイズリダクションの実例です。
K20Dで ISO1600へ設定し、道ばたの適当な黄色い花を撮影しました。

撮影した写真はこれです。
20091101-1.jpg
 
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posted by delphian at 00:45| Comment(0) | SILKYPIX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

構図


構図の心理的効果を書いておきます。

 動きのパターン
  左から右      → 最も自然な動き
  右から左      → 意思を持った動き
  左下から右上    → ここちよさ
  左上から右下    → 不安感
  右下から左上    → 意思の強さ
  右上から左下    → スピード感
  奥から手前へ    → 強い意志
  時計回りの円形   → 喜び
  上から下へジグザグ → 動きのあるリズム
  振り子       → 単調なリズム
  中心から放射状   → 散漫なリズム

 形のパターン
  正方形 → 堅苦しさ
  三角形 → 安定感
  円形  → 連続的な運動・興味の連続
  S字型 → 優美さ・動作の美しさ
  L字型 → 整然さ
  Z字型 → 極端な変化
  十字型 → より強い関心

posted by delphian at 03:52| Comment(1) | 知ってると役に立つ事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

DigiCopy

デジタルカメラ用のファイル転送ツールです。
コピーするだけのツールではなく、ファイル名を変更して転送できます。
ファイル名には様々な書式が設定できますので、画像整理に役立ちます。
詳しくは同梱の Readme.txt をお読み下さい。
※カードリーダー及びリムーバルメディアとして認識するデジカメのみ動作可能です。

[例]
 20090406-123412-0123-K20D.JPG
 090406-IMGP0123-K20D.JPG
 ・・・等々

動作に不具合が無いよう、十分に検証したつもりですが、自己責任でお試し下さい。
お約束ですが、ファイル喪失の事故があっても補償できません。

DigiCopy134.jpg


ダウンロードはこちら
 DigiCopy134.zip


人柱用 1.35β3バージョン (2009/10/28)
DigiCopy135B3.zip
 ・フォルダを指定して処理する場合、リネームのみの処理を加えた

人柱用 1.35β2バージョン (2009/09/16)
DigiCopy135B2.zip
 ・最終取得日時を変更可能にした
 
 
人柱用 1.35βバージョン (2009/09/14)
 DigiCopy135B.zip
 ・SILKYPIX、Adobe Camera Raw サイドカーファイルの整理機能を実装
 ・フォルダ生成へ %W %D コマンド実装されていないのを修正
 ・最終取得日時以前のファイルはコピー対象にしない のオプションを追加
 ・JPEGの日時はExifから取得して処理する のオプションを追加
 ・タスクバー上に処理の進行状況を表示するようにした
 
 
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タグ:DigiCopy
posted by delphian at 15:30| Comment(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月25日

キャリブレーション

 
みなさんはモニターをキャリブレーションしていますか?
キャリブレーションしていないモニターで現像やレタッチすると、他の方がとんでもない色合いで
見ているかもしれない事になります。
一般的に買ったばかりのノートPCやモニターは色温度が高く設定されており、
ビジネス用に白が白すぎたり青白く調整されています。
写真用には適しませんので、写真がメインでしたらキャリブレーションは必須作業です。
専用ツールを使ったハードウェア・キャリブレーションが理想的なのですが、
ソフトを使った簡易なキャリブレーションでも構わないので、モニターを調整しましょう。

キャリブレーションには大きくわけて2つの方法があります。

 1.モニターを標準の色再現にすること
 2.プリント等出力環境に合わせてモニターを調整する

の2種類です。
今回は1.のモニターを標準の色再現にするにスポットをあてて、方法を紹介します。
私のノートPCもこの方法でキャリブレートしてあります。
※外部モニターを使用している方は色温度を 5500 or 6500 に設定しましょう。

調整後は白が赤っぽく感じると思いますが、これが正常です。
だんだん違和感が無くなってきますので、モニターの色がおかしいとか思わないで下さい。


【事前準備】

 PCを起動して 10〜20分以上経って、画面の明るさが安定してから行います。
 その間に http://www.calibrize.com/ から Calibrize 2.0 をダウンロードして下さい。
 フリーで使えて、Windows環境でそこそこ満足できるソフトはこれしか無いと思います。
 ダウンロードした calibrize_2_setup.exe を起動してインストールします。
 英語版ですが、ビビらずに Next でインストールをして下さい。
 途中でライセンス関連のダイアログになりますが、○ I accept the agreement を選択して
 インストールを続けて下さい。
 
  
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posted by delphian at 19:18| Comment(5) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月21日

親指AFのススメ

みなさんは "親指AF" を使ってますか?
読んで字のごとく AF作動を親指で行う事です。
で、シャッター半押しの AFを切ると

 1.親指で AFする
 2.人差し指(シャッターボタン)でシャッターを切る

という2動作に分けられます。
AF動作とシャッターを切るという動作が分離されるので、慣れるとメリットは多大です。

親指AFのメリットは

 1.AFは必要なときだけ作動させる事が出来る

 2.AFロックが必要ない
   ボタンを押さない限り AFが作動しないため、AFロックを意識しなくても、常にAFロック状態です

 3.シャッターを切るときに AFが動作しないので、フォーカスを固定したままシャッターがどんどん切れる
   三脚に据えての風景撮りでは一度フォーカスを合わせてあとは時間の経過ごとにシャッターを切っていくだけ

 4.動体撮影をする方も "親指AF" の方が多い

この様にどの様なシーンでも "親指AF" にはメリットが沢山あるのです。
慣れるまでイライラしますが、毎日写真を撮る方は2週間で慣れます。
カメラを構えると親指が自然にボタンの所へ行くようになります。
とにかく根気強く慣れるまで我慢して下さい。

親指AFが体に染みついても、これまでどおりのシャッターボタンで AF&レリーズに
違和感を感じる事はありませんので、他の方のカメラを使う場合でもOKです。

デメリットは他人に貸したとき(撮って貰うときなど)に説明が必要って事ぐらいです。
あるいは設定の「シャッター半押しのAF」 を 「オン」 にするか。

さあ、みなさんも "親指AF" のテクニックを身につけて、撮影を楽にしませう!


設定方法
 1.メニューのカスタム設定で 「シャッター半押しのAF」 を 「オフ」 にします。
   ※「オフ」 にしないと "親指AF" のメリットは全くありません。

 2.AFボタンの機能を 「AF作動」 にします。
   ※ AFボタンが無い機種は [OK] ボタンを AF作動にして下さい。

これだけです。

タグ:テクニック
posted by delphian at 15:20| Comment(0) | カメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月05日

絞ると深度が深くなる理由

図を見ると一目瞭然だと思います。

2009-09-05_171902.jpg

※上図は観念図です。



厳密に言えば開放状態や F22に絞った状態でもピントが合っているのは1点だけです。
人間の目の分解能を超える微々たるボケはピントが合っているように見えるのです。
これを被写界深度といいます。
被写界深度はキャビネサイズにプリントした写真を手に持って鑑賞(25cm程度)した時に
ぼけて見えないという事を前提にしています。
 ※普通の目の分解能を持った人が鑑賞
ですから、目の良い人の被写界深度はもっと浅くなる事になりますね〜

焦点距離に対する被写界深度の計算はこちらの URLでどうぞ。
http://shinddns.dip.jp/depth.php
被写体までの距離を様々に変えてみると F値に対する被写界深度が表示されます。

タグ:情報
posted by delphian at 18:05| Comment(0) | レンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする